「エンジン警告灯が点いてる…」と気づいたのは、いつもどおりの朝だった。
出勤前にエンジンをかけると、なんとなく様子がおかしい。水温計の針がじわじわ上がっていく。
「気のせいかな」と思いながらも、その日のうちに馴染みの修理工場へ持ち込んだ。
診断の結果は、オーバーヒート
「冷却系にかなりダメージが来てますね。部品の取り寄せも含めると、最低でも3週間はかかります」
3週間。その言葉が頭のなかでぐるぐる回った。毎日の買い物、子どものお迎え、仕事の移動。車がないと、日常がそのまま止まってしまう。
「代車はありますか?」とダメ元で聞いてみると、申し訳なさそうに首を横に振られた。
「今うちには代車がなくて…自分で手配していただくしかないんです」
「じゃあ、レンタカーを借りるか」と思い立ち、スマホで調べ始めた。
ところが、価格を見て思わず固まってしまった。1ヶ月で10万超え。コンパクトカーでも8万円台。
長期割引があるとはいっても、3週間となればそれなりの金額になる。
修理代だけでもかなりかかるというのに、さらにレンタカー代までのしかかってくる。
「毎日の足なのに、なんでこんなに高いんだろう…」
溜息をつきながら、もう少しだけ検索を続けた。
福岡 レンタカー 長期と打ち込んで、スクロールしていると、見慣れない名前が出てきた。
業務レンタカー
聞いたことがない。でも、料金の数字を見た瞬間、目が止まった。
タント・1ヶ月・約4万円。
…え、4万?大手と比べて3分の1以下の金額だ。思わず何度も画面を見直してしまった。
「これ、本当に合ってるのかな」と半信半疑のまま、念のため電話で確認することにした。
担当の方はさらっとした口調で、料金について丁寧に教えてくれた。
長期利用を前提とした料金設定で、年式は古めだが走行に問題はないとのこと。福岡空港店なら自宅からも近い。
「空き状況ですが、タントでしたら今月分ご用意できますよ」
受話器を置いた後、すぐにパソコンを開いて会員登録した。迷う理由がなかった。
受け取りに行った日、目の前に現れたタントは、確かにぴかぴかの新車ではなかった。
でもエンジンは元気に動くし、室内も広くて荷物も積みやすい。毎日の買い物、子どものお迎え、ちょっとした外出。必要なことは全部こなしてくれた。
修理が終わって自分の車が戻ってきたとき、改めてレンタカーの領収書を眺めてみた。
大手と比べて、約6万円以上の節約。
修理代の痛みをすこしだけ和らげてくれた、その差額は決して小さくなかった。
車のトラブルは突然やってくる。修理に時間がかかる、代車が出ない、でも日常は待ってくれない。そんなときに「大手レンタカーしかない」と思い込む必要はない。
福岡で長期レンタカーを探しているなら、業務レンタカーの福岡空港店を一度チェックしてみてほしい。
新車のような見た目ではないかもしれないけれど、毎日の足として使うには十分。そして何より、その安さは本物だ。
焦っているときこそ、少しだけ検索に時間をかけてみると、思わぬ選択肢が見つかることがある。あのときの自分に教えてあげたい、そんな発見だった。